魑魅魍魎の覚え方をわかりやすく解説します!

魑魅魍魎の覚え方をわかりやすく解説します

部数が多くて覚えづらい漢字ってけっこうありますよね。

例えば「魑魅魍魎(ちみもうりょう)」という四文字熟語。

総画数は72画もあり、「どんな風に覚えればいいの?」と悩んでいる方や「とてもじゃないけど覚えることはできない」と思っている方も多いのではないでしょうか?

でもどうしても書けるようになりたいという方の為に今回は魑魅魍魎覚え方についてお話をしますので参考にしていただければと思います。

 

魑魅魍魎とは?意味や使い方例をご紹介

魑魅魍魎とは色んな種類のばけものや妖怪という意味です。

魑魅が山林の化け物、魍魎は川や木石の精霊。

ですので魑魅魍魎はばけものを総称する言葉になりますね。

そしてばけものや妖怪という意味が転じて悪い人や悪い事、悪意のある物と言った意味でも使われています。

ばけものや妖怪のような得体の知れないものが自由勝手に振る舞っているさまを魑魅魍魎が跋扈(ばっこ)すると表現します。

そして私利私欲にまみれた化け物のような人を指す時にも使われます。

使い方例:

・魑魅魍魎が跋扈(ばっこ)する

・政治の世界は魑魅魍魎がはびこっている

・魑魅魍魎がはびこるこの業界を生き抜くのは難しい

 

魑魅魍魎の覚え方をわかりやすく解説

それでは魑魅魍魎の覚え方についてお話ししていきます。

魑魅魍魎は3つのポイントを理解すると覚えやすいです。

魑魅魍魎を覚えるための3つの手順:

1.部首は4文字すべて鬼へんだと理解する

2.右側の読みは「離・未・網・両」と覚える

3.最後の「両」は旧字の「兩」

ではそれぞれのポイントを解説します。

 

魑魅魍魎の覚え方1:部首はすべて鬼へん

まず一つ目のポイントです。

魑魅魍魎の左側はすべて鬼で作られています。

これが分かっていれば後は右側だけ覚えれば良いですよね。

魑魅魍魎の部首はすべて鬼へんだと理解しておきましょう。

魑魅魍魎の覚え方2:「離・未・網・両」と覚える

問題は右側部分です。

右側部分は「離・未・網・両」と覚えるのがおすすめです。

魑は離の左側部分、魅は未、魍は網の右側、魎は両です。

Orange(オレンジ)の英単語をオランゲと言う感じで覚える方がいますが、同じように魑魅魍魎の右側部分を思い出す時だけちみもうりょうでなく「離・未・網・両(り・み・もう・りょう)」とするのもありかもしれません。

ただし、最後の両は兩にしなければいけないので注意が必要です。

魑魅魍魎の覚え方3:魎の右側は兩

魎の右側は両ではなく、兩です。

兩は両の旧字体です。

この部分だけはそのまま覚えるしかありませんが、難易度はそこまで高くはないのですぐ覚えることができますよね。

ここまで出来たら完成、魑魅魍魎を漢字で書けるはずです。

 

「魑魅魍魎の覚え方をわかりやすく解説します!」のまとめ

今回は魑魅魍魎(ちみもうりょう)の覚え方についてお話をしました。

覚えるためのポイントをおさらいすると:

1.部首は鬼へんと理解する

2.右側は「離・未・網・両」と覚える

3.最後の「両」を「兩」にする

これで完成です。

魑魅魍魎を漢字で書けるようになりたいという方の参考になればうれしいです!

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